大学生の息子たちと心配性な母の日記。雑貨のこと、手作りパンやお菓子、お取り寄せのことなど書いています。

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「今は元気なので信じられないと思いますが、突然体調が悪くなります」と２ヶ月前に先生が言った言葉。
あぁ、こういうことだったんですね。

あの頃は本当に「今は元気なので信じられない」という感じでした。
このまま何年も生きられるのでは？とさえ思って（願って？）いました。

前回病院へ行ったのが３月１日。ふうちゃんはいつものとおりでした。
肺のレントゲン検査では、癌は大きくなっていなくて「進行はゆっくりですね」と言われてホッとし、久々に晴れやかな気分になりました。
ところがその翌日から、なんとなく体調が悪い感じで、ご飯をほんの少ししか食べなくなりました。
そしてその翌日から、ご飯をまったく食べなくなりました。
水も口元まで持って行って、やっと飲むという感じ。
それどころか、１日中ぐったりとして横になっているのです。
明らかに体調が悪いんだな・・・

ご飯を食べなくなって３日目。シリンジで強制的にご飯を食べさせることに。
特に嫌がることもなく、吐いたりすることもなかったのでそのまま続けていました。
そしてご飯を食べなくなってから５日目。自分でご飯を食べたのです！
少しずつ元気になっていくのかもしれないな～と淡い期待を持っていました。
でもやっぱりだめ・・・
その次の日からまたご飯を食べなくなり、ぐったりと寝ているようになりました。

その後は、相変わらずご飯は食べないんだけど、調子が良さそうな日もあれば悪そうな日もあるという繰り返し。
そして今日、再び病院へ行ってきました。

症状を話したら、すぐにレントゲンと血液検査。
肺の癌はほんの少し大きくなってきているけれど、ほぼ変化なし。
血液検査の結果は良好でした。
でもいまの症状から言うと癌性悪液質なんだそうです。
詳しくはわからないし、調べる気も起らないんだけど、つまりこのまま弱って最期をむかえるということのようです。
持ってあと２週間くらいって言っていたかな。

もうダメなのかなぁとは思っていたけど、もしかしたらちょっと体調を崩しているだけで、またご飯を食べるようになったら元気を取り戻すかもと、いいことも考えていました。
もう、追いかけっこしたり、おもちゃで遊んだり、家の中を探索したり、ベランダで外を眺めたりすることはないのでしょうね。
ふうちゃんが座っている、顔を洗っている、歩いている、ニャーって鳴いたというだけでも、本当に愛おしいです。