31Dec
今年も1年を振り返る時期がやってきました。
今年は、人生で一番泣いた年だったと思います。
あまり振り返りたくないような気もするし・・・
でもここで区切りをつけて、来年は良い年になるよう祈りたい気持ちもあります。
今年はアニまるの受験からはじまった1年だったんだよな~
すごい前のことのようです。
去年の今頃アニまるは、センター試験に向けて必死に勉強をしていたんですね。
無事大学に合格することができ、アニまる本人も私もホッと一息ついたのが2月。
現在は、大学生活を満喫している(?)アニまるです。
そして3月の下旬。「母が危篤」という突然の電話。
私が実家に戻った翌日の4月1日、母は亡くなりました。
病気だったわけではないので、本当に突然のことでした。
自宅に帰ってからもしばらくボーっとしていました。
そして、実家に帰ると台所に母がいるのを確認して、『な~んだ、お母さんが亡くなったのはやっぱり夢だったんだ』という夢を何度も見ました。
「あのお料理どうやって作るんだったっけ?今度お母さんに聞こう~」と思うことがあり、そうか、お母さんはもういないんだと思い出します。
実家に帰ると母はいるのだという錯覚がいまでもおきるんですよね。
あの優しい母がいないなんて、もう二度と会えないなんて信じられない。
なんだか変な感じなんですが・・・
たぶんこれは何年も続くのでしょうね。
そんな悲しさも吹き飛ぶような出来事があったのが10月。
ふうちゃんの乳腺腫瘍が見つかりました。
何もしなければ、余命3カ月と言われました。
目の前が真っ暗になりました。
何十年もネコを飼っているくせに、無知だった自分を責めました。
家族で何度も何度も話しあいました。
何がふうちゃんいとって一番いいことなんだろうと。
手術しても間違いなく転移しますと言われ、手術することが本当に最善なんだろうか?と悩みました。
手術と入院はふうちゃんにとってかなりの負担になるはず。
癌になったのは誰のせいでもなく、癌になったことはふうちゃんの寿命と考えるべきなのでは?
この先何十年も生きる人間だったら間違いなく手術を選ぶのでしょうが、ネコの平均寿命は15年と言われています。
12歳になるふうちゃんは、負担をかけず(イヤな思いをさせず)に最期まで家で過ごすのがいいのだろうか?
ふうちゃんはどうしたいの?本当に聞いてみたかった。
結局、手術をすることに決めたんですが、思っていた以上に大変なことでした。
手術自体は成功したのですが、相当なストレスを与えてしまいました。
10日間もご飯を食べなかったり、ストレスから膀胱炎になったり。
以前と変わらない状態になるのに、1ヶ月ほどかかってしまいました。
そして今度は反対側の乳腺に腫瘍ができてしまいました。
手術前はなかったのに、たった1ヶ月の間に手で触ってわかるくらいの大きさ(3~4mm程度)の腫瘍が3つ・・・
手術した側の腫瘍より大きく、数も多いんです。
もし手術をしていなかったら増える事はなかったのではないか?
あんなに辛い思いをさせたのに申し訳ない・・・と、またいろいろ考えてしまいました。
手術後のあの状態を知ってしまったから、もう一度手術(という選択肢)はないねと家族で話し合い、抗がん剤治療を受けること決めました。
ネコの抗がん剤治療の場合は人間とは違い「生活の質を落とさない程度」のものなのだそうです。
半日入院になってしまうのはかわいそうなんですが(家から出ること自体がふうちゃんにはストレス)、何もしないという選択はできませんでした。
本当に病気なの?と思うほど、いまはとっても元気なふうちゃんです。
いまは、たぶん残り少ないであろうふうちゃんとの時間を大切に過ごしています。
と、精神的ダメージが大きい1年でしたが、来年はよい年になるよう心から祈るばかりです。
多少アニまるがだらしなかろうが、チビまるの成績が悪かろうが、家族みんなが元気であることが一番幸せなんだなと、つくづく思う1年でした。
今年は仕事が半分くらいしかできなかったわりに収入がアップしたのがせめてもの救いだったかな。
来年は仕事がんばろう!
それと、受験生チビまるのために全力でサポート!
パンやお菓子を作る機会も少なかったから、来年はいつものペースで作りたい!
あ、前向きなことを書いていたら、気持ちが前向きになってきたわ(笑)
最後になりましたが、いつも読んでくださっているみなさん、今年一年本当にありがとうございました。
このブログにアクセス解析をつけてみたのですが、思っていた以上に読んでくださっている方が多いことに驚いています。
更新頻度低めで本当に申し訳ありません。
来年はチビまるが受験生なので、更新頻度が上がるかも?
それではみなさま、よいお年をお迎えください。
皆さまにとって、来年もすばらしい1年でありますよう、心よりお祈りいたします。
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