大学生の息子たちと心配性な母の日記。雑貨のこと、手作りパンやお菓子、お取り寄せのことなど書いています。

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アラフィフ主婦Kaboのほんわか暮らしレシピ

恐れていたことが現実に 残された時間は・・・

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連休はいかがお過ごしでしたか?
我が家は、土曜日はアニまるもチビまるも学校で、夫も仕事へ出かけたので平常生活。
日曜日は、ふうちゃんを病院へ連れて行きました。
月曜日は、早朝からチビまると二人で映画を観に行きました。

今回のふうちゃんの病院は、いよいよ抗がん剤治療を開始するために行きました。
でも、ダメだったんです・・・

抗がん剤治療は点滴によるものなんですが、以前から先生は言っていたんですよね。
確実に血管に入れられなければ点滴はしませんって。
で、5~6回やる予定だけれど、だんだんに血管がもろくなってくるので、3回とか4回で終了することもあるとのこと。
少しでも薬が漏れると、その部分が壊死して治らなくなっちゃうんですって。
強い薬なんでしょうね。

午前中にふうちゃんを病院へ預けてきました。
お迎えは夕方になります。

午後1時くらいだったかな。「点滴ができない」という連絡が先生からありました(電話で)。
先の入院でさんざん点滴をしていたふうちゃんの血管は、すでにもろくなっていたんだそうです。
ということで、点滴による抗がん剤治療は中止となり、以前から言われていた飲み薬の抗がん剤による治療をはじめることにしました。

そのあと、ふうちゃんを迎えに行ったとき、もっとも恐れていたことを先生から聞くことになりました。
肺に転移してしまったのです。
もし、点滴による抗がん剤治療をやったとしても余命は半年。
抗がん剤のお薬を飲んでも、余命は2~3ヶ月。

肺に転移した時点で、もう手の施しようがないんです。
だからたとえ点滴による抗がん剤治療ができたとしても、ほんのちょっとの延命治療にしかなりません。
飲み薬だってそうです。ほんのちょっとの延命治療なんです。

病院へ預けるときふうちゃんは、まさか置いて行かれると思っていなかったのでしょうね。
必死な目で私と夫を見て、小さな声で「にゃぁぁぁぁ」と訴えていました。「いやぁぁぁぁ」って感じかな。
迎えに行った時は大きな声で「ニャー!!」と鳴いていました。
ふうちゃんは、おうち以外の場所が本当に苦手なんです。家族以外の人も苦手。
それを思うと、点滴ができなくてよかったのかもしれない、なんて思ってしまいました。
イヤな思いをして、5~6回病院へ預けられ、命を延ばせたとしても半年です。
だったら大好きなおうちにずっといるほうが、幸せなのかもしれない。
ふうちゃんがそう決めたのかな・・・

いま思えばあの手術だって、ただ辛い思いをさせただけになってしまいました。

いまは、とっても元気なの。
よく食べ、よく眠り、時々爪をといだり、走ったり・・・いつもどおりです。
先生が言っていたんです。
「今は元気なので信じられないと思いますが、突然体調が悪くなります」と。

もう、辛くて辛くてどうしていいかわからない。
頭がおかしくなりそう。
「しょうがないんだ、それがふうちゃんの寿命なんだ」と思ってみても、何もわからずいつもどおりのふうちゃんを見ると、かわいそうでかさいそうで、心がつぶれそうです。
一瞬たりとも離れたくない気分です。
私はこれを乗り越えられるんだろうか。

ふうちゃんのすべてを忘れたくないから、前足の模様とか、鼻の横の模様とか、後ろ姿とか・・・
いっぱい写真を撮りました。

hu13

お別れの時は本当にもう近いのね・・・
いまできるのは残された時間を大切に過ごすことだけです。
ふうちゃんは、何を食べたい?何をしてほしい?どうするのが一番幸せですか?

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