大学生の息子たちと心配性な母の日記。雑貨のこと、手作りパンやお菓子、お取り寄せのことなど書いています。

Pocket

Tweet

今日、アニまるは無事高校を卒業することができました。
明日から約1ヶ月間、職業は「無職」となります（笑）
今日の卒業式ですが、爽やかでとてもすばらしい卒業式でした。

卒業証書授与、校長先生のお話し、送辞、答辞、歌と普通に卒業式は進行していきました。
いよいよ卒業生退場となるところで先生が「本当ならここで卒業生が退場となるのですが、もう少しお時間をください」とおっしゃるのです。
何事かと思ったら、「どうしても自分たちに時間をください」と卒業生からお願いをされていたらしくサプライズがはじまったのです。
もちろん、例年にはないというか、卒業式では初めてのことです。

卒業生たちは、どうしても先生たちにお礼を言いたかったそうで、代表の生徒数名で感謝の言葉を述べ、花束の贈呈。
突然のことで、先生たちみなさん泣いていらっしゃいました。
それを見ていたら思わすウルっときちゃいました。
そしてそれが一通り終わり、いよいよ卒業生が退場となったとき・・・
普通ならそのまま整列して退場するところなのですが、各クラスずつ立ちあがったところで保護者席の方を向き「お父さん、お母さん、ありがとうございました！」と全員で頭を下げるんです。
もうダメ・・・アニまるのクラスの番になったときには、涙をこらえられなかったわ。

その後、生徒たちは各教室へ行き、保護者はそのまま体育館に残って、スライドショーで「3年間の思い出」を見せていただきました。
これがまた良くできていて、感動モノ。
お忙しい中、作ってくださった先生たちに感謝です。

その後ちょっとだけ教室をのぞきに行ったんですが、女の子っていいですよね。
お母さんを見つけると「一緒に写真撮ろう♪」と言ってるのよ。
男子のお母さんたちは、みんな廊下からこっそり見ているだけ。もしくは写真を隠し撮り（笑）
あ、一人だけ廊下に出てきてお母さんに声をかけている子がいたな。
お！？っと思って、男子の母たちは注目したんだけど「オレの運動靴が2足下駄箱に入っているから、持って行ってくれる？」でした。
男子なんてそんなものです（笑）
アニまるは、ちょっとオタッキーな愉快な仲間たちと、楽しそうに写真を撮っていました。

この高校は入学した当時から、なんだかわからないけど「いい学校だな」と感じていたの。
生徒が穏やかで、自主性があり、みんな大人なわけ。
3年間いじめとか不登校とか物がなくなるなどの大きなトラブルもなかったし、先生たちの保護者への心遣いというのも申し訳ないほど伝わってきていました。
入学した生徒全員で卒業したというのも、すばらしいなと思います。
卒業式のサプライズがあったように、先生と生徒がとてもいい関係を築いてきたんでしょうね。
「安心して子供を通わせることができた」と、保護者のみなさん口をそろえて言っていました。
先生たちには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
いまさらだけど、もっと保護者会とか学校行事に参加しておけばよかったなとちょっと後悔。

国立大学の受験組はこれから発表だけど、ほとんどの生徒が進路も決まっています。
全員がすばらしい未来でありますようにと、心から祈っています。
みんな、卒業おめでとう！